今朝の日経新聞一面より。。。
「金融庁が投信の統合を促す」という記事が載っていました。
投信の数が急増。手数料が過去最高水準。投資家の不利益が生じるのを防ぐ為に、
統廃合で管理コストを圧縮し手数料引き下げにつなげるとのこと。
それはさておき、記事の最後の方に目が止まりました。
日本で販売する投信の数は約4000本(株式公募型)、年300本近い新商品が発売されているそう。
年300本も新しいファンドが設定されてるって、びっくりしました。
確かに、毎月のように新しいものができ、かつ、最近はオプションを絡めたファンドなど
複雑な商品が出回るようになり、どこまで進化するんだろうと、お客様は理解できるんかなぁと私的には限界があるように感じています。
そういえば・・・
投資信託といえば、日本では分配型が人気ですが、その分配金についての裏話を書いてみます(^-^;)
私の記憶の中では、1口=250円(毎月)の高分配のファンドが過去最高だったんじゃなかと思います。設定された時期、組み合わせた債券と通貨の動きもよく基準価格も上昇。かなりの資産が集まっていました。
で、数年前に金が注目された時期に、同じ通貨選択シリーズで、金のファンドが設定され、
私も関心のある方に買って頂きました。
金をそのまま買ったり、積立だと、毎月の果実が得られないが、ファンドを活用することで、
少しの金利だけど、果実を受け取りながら値上がりも期待できると。
その時の分配金が1口=20円。
基準価格もまずまずの動きをしていた翌月、いきなり分配金が250円になりました(@-@)
すかさず運用会社に問い合わせました。
私「なんで分配が増えたんですか?」
運用会社「いやぁ、金もハイイールドと同じくらい注目されてもいいのに、分配が少ないからお金が集まらない。」そう言われ分配金を引き揚げたそうです。
分配金はおまけだったのに。。。
そんな理由で分配を引き揚げるんですか???
グレーな世界ですよね。
4000本もある中からどうやって選択するか。
勧められるがままに最新のものを次から次に買っていくのか。
自分の道筋を決めて、それに見合った商品を選択するのか。
それを自分で決めるのか、信頼できる人に相談しながら決めるのか。
いろんな方法があります。
自分だったらどれにするのか?
そこの基準を持つのと持たないのとでは、結果は違ってきます。
それと・・・
何事も、シンプル is the ベスト
わかりやすいのが一番です。
アメリカでは、株式と同じように、資産の一つとして、代々引き継いでいる息の長いファンドもあると聞いたことがあります。
日本でも、ぜひそういうファンドが増えてくるといいですね。
私が応援しているのはコチラです→http://somerise.net/sousyoku.html
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