2013年7月11日木曜日

何を基準に選択しますか?

今朝の日経新聞一面より。。。

「金融庁が投信の統合を促す」という記事が載っていました。

投信の数が急増。手数料が過去最高水準。投資家の不利益が生じるのを防ぐ為に、
統廃合で管理コストを圧縮し手数料引き下げにつなげるとのこと。

それはさておき、記事の最後の方に目が止まりました。

日本で販売する投信の数は約4000本(株式公募型)、年300本近い新商品が発売されているそう。

年300本も新しいファンドが設定されてるって、びっくりしました。

確かに、毎月のように新しいものができ、かつ、最近はオプションを絡めたファンドなど
複雑な商品が出回るようになり、どこまで進化するんだろうと、お客様は理解できるんかなぁと私的には限界があるように感じています。

そういえば・・・

投資信託といえば、日本では分配型が人気ですが、その分配金についての裏話を書いてみます(^-^;)

私の記憶の中では、1口=250円(毎月)の高分配のファンドが過去最高だったんじゃなかと思います。設定された時期、組み合わせた債券と通貨の動きもよく基準価格も上昇。かなりの資産が集まっていました。

で、数年前に金が注目された時期に、同じ通貨選択シリーズで、金のファンドが設定され、
私も関心のある方に買って頂きました。

金をそのまま買ったり、積立だと、毎月の果実が得られないが、ファンドを活用することで、
少しの金利だけど、果実を受け取りながら値上がりも期待できると。

その時の分配金が1口=20円。

基準価格もまずまずの動きをしていた翌月、いきなり分配金が250円になりました(@-@)

すかさず運用会社に問い合わせました。

私「なんで分配が増えたんですか?」

運用会社「いやぁ、金もハイイールドと同じくらい注目されてもいいのに、分配が少ないからお金が集まらない。」そう言われ分配金を引き揚げたそうです。

分配金はおまけだったのに。。。

そんな理由で分配を引き揚げるんですか???

グレーな世界ですよね。


4000本もある中からどうやって選択するか。

勧められるがままに最新のものを次から次に買っていくのか。

自分の道筋を決めて、それに見合った商品を選択するのか。

それを自分で決めるのか、信頼できる人に相談しながら決めるのか。

いろんな方法があります。

自分だったらどれにするのか?

そこの基準を持つのと持たないのとでは、結果は違ってきます。

それと・・・

何事も、シンプル is the ベスト

わかりやすいのが一番です。

アメリカでは、株式と同じように、資産の一つとして、代々引き継いでいる息の長いファンドもあると聞いたことがあります。

日本でも、ぜひそういうファンドが増えてくるといいですね。

私が応援しているのはコチラです→http://somerise.net/sousyoku.html

あしあと。。。

皆さんはどんな手帳を使っていますか?

私は去年までは、和田裕美さんの手帳を使ってました。

7年間ですかね。

毎年その年のテーマを決めて、なりたい自分のイメージと
重なる写真を貼ったり、そして毎日の気づきや反省点、
目標の数字などなど、いろんなことを綴っています。

なので、一年というよりも半年経つくらいのところから、
使い込んでいるのがわかるくらいです(笑)

ちなみに、今年は色々と節目や切り替えの年でもあるので、
新しい手帳にしてみました。

どんなにITの文化が進んでも、私はアナログ式の手帳で、
「書く」ということにこだわっています。


昨日、ちょっと気になることがあり、2年前の手帳を読み返しました。

すごく心に響く言葉を書いていたので、皆さんにも共有したいと思います。


「今日の自分は、昨日までの自分の結果である。
 
 将来の自分は、今日からの自分の結果である。」


今日も一日、将来の自分に向かって、大切に丁寧に過ごします。

感謝

2013年7月8日月曜日

タイミング

運用商品を購入したり、スタートする時に、必ず考えるのが

タイミング・・・

一番底値で買って、高値で売れれば、そりゃぁ儲かりますよね。

ですが、そんなベストなタイミングで取引なんてできるものではありません。

私が過去見てきたお客様で、「勧誘は一切してくれるな。資料もいらんっ。」

そういわれ、自分で判断し基準を決めて商いをされていた方は、しっかりと

結果を出されていました。

一方、よくわからず言われるがままに取引していた方は・・・

振り回されているだけの結果です。

そして私なりに分析してみると、自分で決めれない人が多い。
決めれないから誰かに決めてほしい。

その結果、担当者に委ねてしまう。。。

結果がよければいいんですが、下がれば必ず言われます。

早く売りすぎた。あのまま持っておけばよかった。
もっと早く手放せばよかった。

何度となくこの言葉を繰り返します。

そしてまた、同じことを繰り返される方もいらっしゃいました。


値段も一分一秒で変わるし、世の中の金利も変動します。
世界情勢も変わるし、今日と同じ明日はありません。

振り回されず、自分の方向性を描き、自分なりの基準を持って
運用することが大切です。


「今が一番いいですよ。」(販売会社や担当者)

その今のタイミングを決めるのは・・・

自分です。

そしてお客様が、真剣に考えてだした答えに対して、背中を押したり、
サポートしていくのが、私の役割です(^-^)

それと・・・Time is on your side. (時間はあなたの味方です)



















2013年7月3日水曜日

伝えることの難しさ・・・

今日は、あるところで私の展開するビジネスについてのプレゼンがありました。


こんな機会は初めてで、事前に色々と準備をし、まとめていったんですが、
それでも、伝えたいことの半分しか伝えることができず、悶々として帰ってきました。


そもそも・・・なんで自分が起業しようと思ったのか。
マネーバランスの考え方が素晴らしいと思ったのか・・・


私が証券会社にいて、おかしいと思ったことのほんとのところを言えなかったので、
つらつらと書き綴りたいと思います。


私が入社したのは2003年でした。
銀行・郵便局で投信窓販もスタートしたり、ペイオフ解禁、特定口座、株高・円安など
証券会社にも追い風の数年間が続きました。

セミナーでは分散投資、3つのリスクの話や10年ひとくくりで、7%で運用できれば資産が倍。
中長期で資産運用していきましょう・・・そういって1兆円近く集めた分散ファンドがありました。

そして2008年9月のリーマンショック。

一か月の間にお客様の資産が半分になりました。

そしてパフォーマンスの回復に設定された通貨選択シリーズのファンド。
分散投資から集中投資の嵐が続きました。
2シリーズくらいまでは当たりましたが、その後、ドバイショック、ギリシャショック、
3.11・・・いろんなショックが重なり、変えても変えてもお客様の資産評価は
下がったままで、回復しませんでした。

本当にこのままでお客様の役に立つ資産管理ができるのか、毎月毎月新しく設定される
ファンドに追われ、次から次に資産が切り替わっていく・・・

そしてある一言で私は辞める決意をしました。

それから半年間、いろんなお客様にお会いする中で、いくつかの思いが芽生えてきました。

証券も保険もそれぞれの良さがあるのに、これをうまく組み合わせて管理する方法は
ないのかな?
そして辞める時に、数年間は動かさなくていいように引き継いだ資産が切り替えられていて、
そのことに対して、お客様自身が何もわかってないこと自体が問題だということ。
要は金融機関に依存や支配されてしまっている状態でした。

しかも、もっとショックだったのは、ある独立系ファンドのセミナーに参加されている方から、
「私ね、〇〇證券と〇和証券に騙されたの。」って言われたことでした。

とても複雑でした。

そして、これを解決する方法ってないのかな。。。

そう思っていた時に、広島のマネーバランスクリニック®の存在を知り、
すぐに自分の目で確かめに行きました。

そこには、私が疑問に思ってきたことを解決する糸口があり、
この考え方でお客様の資産管理・資産形成をお手伝いできたら、
お客様に「ありがとう。」って喜んでもらえるなぁって。

そして、お金や金融機関に支配されたり、依存するのではなく、
お客様の生き方やお金に対する考え方、また選択する基準を持つことが大切で、
それによって、自立へと導くお手伝いができるかなと。

半年間、普通の金融機関に戻ることも考えましたが、もう一度自分が信じた道で
お客様の役に立てることはできないか・・・

真剣に考えた結果、独立の道を選択しました。

私の中では、支えてくださったお客様を見捨ててしまったんじゃないかとか、
もっとあのままがんばる方法はあったんじゃないかとか、本当に色々と
責める自分や葛藤がありました。

だけど、今はわからなくても、5年10年後・・・
いつかその思いを返せるように、私は私の信じる道でがんばるのみです。


ファイナンシャル・コミュニティ・オフィスBlue Rose の企業理念

~縁(円)をつなぎ 夢を育てる~

時間を味方に 縁(円)を生かして 共に育つパートナーであること


この想いを大切に、お客様の気持ちに寄り添った仕事をしていきます!!